2020/06/25

既存塗膜が分からないときはコレ!!

本記事では既存塗膜が何かわからないときに塗装できる下塗り用の床塗料を紹介します。

 

紹介するのは水谷ペイントさんの

 

水系ボウジンテックス プロエポプライマー です!!!

 

 

 

 

 

1.仕様


 

本製品の仕様は以下の通りになります。

 

(1)特徴

 

・密着力に優れており、適応範囲が広い

 適応範囲が広く、旧塗膜に何が塗装されているかわからなくても本製品を下塗りとして塗装できます。

  ※1 本製品を塗装する前に目あらし(旧塗膜の表面をやすり等で傷をつけて塗料を密着させやすくすること)をしてください。

  ※2 上塗りに厚膜塗料を使用することはできません。

  ※3 旧塗膜が不明な場合、上塗りは水性の床塗料を塗装するようにしてください。

    因みに旧膜の判別方法は情報コラム「既存の塗膜を確認するには」でも紹介しております。

 

・強化コンクリート(カラコン、フェロコン)に塗装する際の下塗りとしても使用できます

 

・水性塗料なのでにおいが少ないです。

 

・乾燥が早いので工期短縮を見込めます。

乾燥時間が塗替え用ブライマーの半分(4時間)なので工期短縮が見込めます。

 

(2)塗装できるところ

・強化コンクリート(カラコン、フェロコン)

・緻密コンクリート

・各種旧塗膜面

・モルタル、コンクリート面

新設のモルタル、コンクリート面および金属面、アスコン(アスファルトコンクリート)には塗装できません。

(3)1セットあたりの塗装面積

15kgセットの場合 :2回塗りで86~120㎡

    3kgセットの場合   :2回塗りで17~24㎡

2.塗装手順


 

塗装手順は以下の4工程になります。

 

(1)下地処理

 

・脆弱した塗膜、ごみ、ほこり、油脂類等の除去してきれいな状態にする。

 

・旧塗膜を塗り替える場合は塗装面をやすり等で目あらしをしてください。

(2)下塗り

 

・塗料    :水系ボウジンテックスプロエポプライマー

・乾燥時間  :常温(23℃)にて4時間以上 ※48時間以内に次の工程を実施すること

・可使時間  :60分以内 ※主剤と硬化剤を混ぜてから使用できる時間

 

 

 

以下の上塗りは例になります。

水性薄膜タイプの床塗料であれば他の製品でも塗装可能です。

(3)上塗り ※1回目

 

・塗料   :水系ボウジンテックスアルファ

 

・乾燥時間  :常温(23℃)にて2時間以上。

(4)上塗り ※2回目

 

・塗料   :水系ボウジンテックスアルファ

 

・乾燥時間 :常温(23℃)にて6時間以上で歩行可能。2日以上で完全硬化します。

3.まとめ


 

今回は水谷ペイントさんの「水系ボウジンテックスプロエポプライマー」について紹介しました。

本記事で紹介した商品についてメーカーカタログについて以下にリンクを付けますので参考に頂ければと思います。

 

・水系ボウジンテックスプロエポプライマー は こちら

 

塗替え時、旧塗膜の判別ができなくて困っているあなたのお役に立てればと思います!

本記事で紹介した商品ページリンク

・水谷ペイント 水系ボウジンテックスプロエポプライマー

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以上になりますがご不明なあれば問合せ受付もしておりますのでご連絡頂ければと思います。

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