つやの違いについて
本記事では塗装後の表面におけるつやの違いを紹介します。
1.つやとは
塗装後の表面における光沢の度合いになります。
塗装業界ではつやがある順でつや消し、3分つや、5分つや、7分つや、つや有りの5種類があります。
※~分つや :つや有りを100%としてそれに対するつやの度合い。 例)7分艶=70%つや有り
つや消しになるにつれて光沢がなる分、落ち着いた風合いになります。
つやについては当サイトの商品ページにも記載されておりますが各メーカーのカタログにも表記されているものもあります。
※商品例) アーキフロアAW(つや消し) 商品ページ カタログ(17ページ参照)
2.各つやの塗装面
つやごとの塗装面のイメージを紹介します。
今回はつや消し、5分(半)つや、つや有りで比較します。
以下写真の通り、各つやを横に並べて比較しました。
左の写真の通り、光りを当てないといずれの塗装面もあまり変わらないように見えます。
対して右の写真の光を当てた場合だとつや有り、5分つやは光沢が見えますがつや消しは光沢がありません。
※分かりずらいですが右の写真でつや有り→5分つや→つや消しという感じで光沢の度合いが落ちています。
(左 :光を当てずつやを比較、右 :光を当ててつやを比較)
個々の塗装面は以下の通り。
①つや消し
名前のとおりつやがないので光に当てても光沢がなく、落ち着いた感じになります。
(左 :光を当てずつやを比較、右 :光を当ててつやを比較)
②5分(半)つや
つや有りとつや消しの中間になるので光沢はありますがある程度抑えた風合いになります。
(左 :光を当てずつやを比較、右 :光を当ててつやを比較)
③つや有り
右の写真の通り光に当てると光沢があるのが良くわかります。
(左 :光を当てずつやを比較、右 :光を当ててつやを比較)
ちなみに家の外壁のようなサイディングボードなど凹凸が大きい面に塗装すると
いろんな角度から光が当たるのでつやが良くわかります。
(左 :3分艶※サイディングホード片、右 :つや有り※サイディングボード片)
3.まとめ
今回は塗料におけるつやの違い紹介しました。
塗料は色を付けるだけでなく、つやによって塗装面の風合いが変わってきます。
床塗料選定の際は色だけでなく、つやも検討するのはいかがでしょうか!
以上になりますがご不明なあれば問合せ受付もしておりますのでご連絡頂ければと思います。