可使時間の意味とは
本記事で2液型塗料における可使時間について紹介します。
1.可使時間とは
可使時間とは2液型塗料における
主剤と硬化剤を混ぜてから使用できる時間のことを言います。
前述の通り2液型塗料とは主剤と硬化剤が別になっており、
使用する際に混ぜてから使用する塗料になります。
※詳細については情報コラム「1液型と2液型の違い」を参照。
2液型塗料は主剤と硬化剤を混ぜた時点で徐々に硬化反応しており、
可使時間を超えると粘度が上がる、硬化する等で塗装ができなくなります。
ちなみに可使時間は各塗料メーカーで設定されており、カタログや商品ページなどで確認できます。
使用する前に予め確認しておくことで塗料を無駄にせず効率よく作業を進められます。
※1 当サイトの商品ページにも記載されております。
※2 材料により可使時間は異なるので注意が必要です。
(カタログ掲載例「染めQテクロノィ 密着!!油まみれでも」)
(当サイト商品ページ例「染めQテクノロジィ 密着!!油まみれでも」)
2.2液型塗料の例
製品例は以下の通りになります。
製品例 | 可使時間 |
東日本塗料 フローンヌルサット | 2時間 (気温23℃) |
日本特殊塗料 ユータックE-30Nローラー用 | 20分 (気温23℃) |
染めQテクノロジィ 密着!!油まみれでも | 60分 (気温20℃) |
水谷ペイント ボウジンテックス#2000 | 4時間 (気温23℃) |
アトミクス フロアトップアクアフォルティス | 1時間 (気温23℃) |
エスケー化研 アーキフロアEH | 2時間 (気温20℃) |
ロックペイント ユカロック2000番級 | 8時間 (気温23℃) |
3.まとめ
今回は2液型塗料における可使時間ついて紹介しました。
前述の通り、製品により可使時間は異なるので使用する際は事前に確認する必要があります。
2液型塗料を使用する際は
可使時間を念頭において塗料を無駄を減らしましょう!
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以上になりますがご不明なあれば問合せ受付もしておりますのでご連絡頂ければと思います。