ローラーのあれこれを紹介します! その2
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本記事では塗装道具のローラーについて紹介します。
塗装道具として使うローラーは以下イラストのように専用のハンドルにローラーを
取り付けて塗料に漬けて塗装するものになります。
種類は無数にあり毛丈、サイズ、種類により多岐にわたります。
本記事ではローラーに使われている構造についてご紹介します。
ローラーの構造は以下イラストの通りになります。
1本タイプのローラー
鳥かごタイプのローラー
1本タイプのハンドルを使用する場合は1枚目のようなローラー(以下スモール、ミドルタイプ)、
鳥かごタイプのハンドルを使用する場合は2枚目のような
ローラー(以下レギュラータイプ)を取り付けます。
コア(芯)の部分は紙、PP(ポリプロピレン)、塩ビ等の素材でできております。
生地はコアに接着もしくは熱溶着により巻き付けられます。
生地はイラストのように斜めに巻き付けていきます。
巻き付け後は表面の毛を起毛、開毛、毛刈りなど加工をして流通しているような荷姿になります。
※熱溶着 :コアはPP素材になっており、表面を直火や熱風で
溶かしたところに生地で巻き付けることで一体化させる方法
回転構造についてスモール、ミドルタイプはローラーの中、
レギュラータイプはハンドル自体に回転構造が有ります。
スモール、ミドルタイプのハンドル、
ローラーを差し込む部分は棒の為、これ自体に回転構造は無い。
レギュラータイプのハンドル、
鳥かごの部分が軸受けになっておりこちらが回転する。
スモール、ミドルタイプのローラーは先ほど紹介したイラストの通り、
コア内にエレメントと呼ばれる部品が設置されております。
左の黒いものがエレメント※ローラーにより色の違い有、
右のようにコア(芯)に内蔵されている※白いものがエレメント
ハンドルをローラーに差し込むとこちらのエレメントに固定されます。
エレメントはベアリングの役割として機能するので塗装の際は
塗装面上を滑らかに転がり満遍なく塗料を塗ることができます。
以上がローラーの構造になります。
塗装道具のことを理解することで
塗り替えへのモチベーションをより上げていきましょう!!
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