2024/08/03

ローラーのあれこれを紹介します! その2

本記事では塗装道具のローラーについて紹介します。

 

塗装道具として使うローラーは以下イラストのように専用のハンドルにローラーを

取り付けて塗料に漬けて塗装するものになります。

 

種類は無数にあり毛丈、サイズ、種類により多岐にわたります。

 

本記事ではローラーに使われている構造についてご紹介します。

 

ローラーの構造は以下イラストの通りになります。

 

1本タイプのローラー

 

鳥かごタイプのローラー

 

1本タイプのハンドルを使用する場合は1枚目のようなローラー(以下スモール、ミドルタイプ)、

鳥かごタイプのハンドルを使用する場合は2枚目のような

ローラー(以下レギュラータイプ)を取り付けます。

コア(芯)の部分は紙、PP(ポリプロピレン)、塩ビ等の素材でできております。

生地はコアに接着もしくは熱溶着により巻き付けられます。

生地はイラストのように斜めに巻き付けていきます。

巻き付け後は表面の毛を起毛、開毛、毛刈りなど加工をして流通しているような荷姿になります。

 

※熱溶着 :コアはPP素材になっており、表面を直火や熱風で

溶かしたところに生地で巻き付けることで一体化させる方法

回転構造についてスモール、ミドルタイプはローラーの中、

レギュラータイプはハンドル自体に回転構造が有ります。

 

スモール、ミドルタイプのハンドル、

ローラーを差し込む部分は棒の為、これ自体に回転構造は無い。

 

レギュラータイプのハンドル、

鳥かごの部分が軸受けになっておりこちらが回転する。

 

スモール、ミドルタイプのローラーは先ほど紹介したイラストの通り、

コア内にエレメントと呼ばれる部品が設置されております。

左の黒いものがエレメント※ローラーにより色の違い有、

右のようにコア(芯)に内蔵されている※白いものがエレメント

 

ハンドルをローラーに差し込むとこちらのエレメントに固定されます。

エレメントはベアリングの役割として機能するので塗装の際は

塗装面上を滑らかに転がり満遍なく塗料を塗ることができます。

以上がローラーの構造になります。

 

塗装道具のことを理解することで

塗り替えへのモチベーションをより上げていきましょう!!

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